minota’s diary

ありとあらゆることのメモ

絶対的正義とは何か ~そして断言口調は不正義である

そんなものはないと賢明な読者の皆さんは思うのでしょうか? それぞれの正義があるでしょうか? あるいは正義なんていいから肩の力を抜いて生きようぜと思っているでしょうか? あるいは正義よりも明日の相場が気になるでしょうか?

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高校の倫理を学んだ方やサンデルの授業とか見たことある人ならわかるかと思いますが、 モアベターが必ずしも正義にはなりません。 極端な話ですが。目の前にいる人をバラバラにして難病に苦しむ人達にバラバラにした人の臓器を移植することがOKということが成り立つからです。(よくある功利主義の批判です)*1

これからの「正義」の話をしよう ──いまを生き延びるための哲学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

私の怒りポイント:断言口調

正義ほど断言できるような内容じゃないのになぜ断言しちゃうのか。 そこに不信感を覚えてしまいました。

人間の尊厳

とまあ、この動画でおかげで正義とは何か考えたくなり飲茶さんの本を読んだりしてますw あと、カントにも興味が出てきました。 カントっても元々人間を見下していたのに「人間の尊厳」とかいいい始めたんです。 そういうところに興味を持ってしまいました。 私も人間そこまで好きではないので、人間好きでない私でも「人間の尊厳」を尊重して生きれるようになるにはどうすればいいんだろうとか思っています。

正義の教室

軽んじられる人間の尊厳

最近のインフルエンサーって自由(既得権益からの解放とも言えるかも)を重んじるがあまり人間の尊厳を踏みにじりすぎてる気がするんです。 社会のために高齢者はタヒぬべきとか、本来簡単に答えを出せないことに対してあまりにも簡単に答えを出しすぎている気がします。

今一度人間の尊厳を考え直すときではないでしょうか。

倫理的に生きることの問題点

上項を見て分かる通り説教くさくなることですw

あと自分の中の倫理観に従って生きることと差別的な言動をすることがは両立しうることです。 狂人が内なる狂った倫理観に従って生きたら差別的な言動をしてしまいます。

参考

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*1:ただ私の批判も当たらないかもしれません。ほどほどと動画の中で言っているため極端にならない可能性があるためです